【初心者向け】知っておきたい!仮想通貨の種類3選

仮想通貨にはどんなものがあるんだろう?

さまちゃん

知っておきたい仮想通貨を3つ学んでいくよ!

目次

仮想通貨の種類

仮想通貨にはさまざまな種類が存在し、その数は数千種類も存在すると言われています。
中には、価値のない詐欺的なアルトコインも存在するので、注意が必要です。

実際に日本の取引所で取引できる仮想通貨は、2023年10月現在で約30種類ほどです。

仮想通貨は大きく分けて2種類!ビットコインとビットコイン以外(アルトコイン)です。

アルトコインの「アルト」は「代わり」という意味で、
ビットコインの代わりとなるコインとして位置付けられています。

代表的な仮想通貨

1.ビットコイン(BTC)

  • ブロックチェーン技術を利用した最初の仮想通貨
  • 発行枚数に上限がある

ビットコインの最大の特徴は、ブロックチェーン技術を利用し取引履歴を記録する、世界初の仮想通貨であるということです。2008年にサトシ・ナカモトという名前の人物が、ホワイトペーパーを発表して作られました。
仮想通貨の先駆けとして知名度が高く、1BTC当たりの価格も最も高いのが特徴です。
資産市場の動向を左右する重要な仮想通貨と言えます。

ブロックチェーンって何?
ブロックチェーンとは、情報を記録・管理するための技術のことです。
情報を鎖のように繋いでいくことから、ブロックチェーンと呼ばれます。
このブロックチェーンにより、取引記録の改ざんが非常に難しくなります。

ブロックのデータを改ざんしようとすると、その一つ前のブロック及び連結部分に含まれている特殊な文字列を書き換えなければなりません。書き換えは高度な計算を繰り返し、ようやくできることです。
また、たとえそれができたとしても、さらにその次のブロックも…と、延々と作業を続けなくてはならないのです。

取引データをブロックチェーンに繋ぐ作業をマイニングといい、マイニングする人をマイナーと呼びます。
マイナーは、特定の管理者ではなく世界中の有志で構成されていて、世界中の不特定多数の人が、処理状況などを相互監視しています。
ビットコインは取引が成立するたびに新たに一定量が発行され、報酬としてマイナーに支払われます。発行枚数は2,100万BTCで、上限に達するのは2140年頃といわれています。

ビットコインは、発行枚数に上限があるの?

さまちゃん

ビットコインは供給量を制限することで、通貨の希少性と価格の安定を図っているんだ。

2.イーサリアム(ETH)

  • スマートコントラクト機能を組み込んでいる
  • プラットホーム上でアプリ開発可能
  • 決済が早い

イーサリアムは、アルトコインの中でも流通量が多く、ビットコインに次ぐコインとして取引されています。
イーサリアムの通貨単位はイーサ(Ether)です。発行上限は定められていません。
一番大きな特徴は、スマートコントラクトという機能を組み込んでいることです。

スマートコントラクトとは?
スマートコントラクトとは、ブロックチェーン上で動作する自動実行型のプログラムのことを指します。
例えば、指定の日時になったら相手に資金を送金する、商品が届いたら代金を支払う、といった処理をプログラム化できます。
ブロックチェーン上で実行されるため改ざんが困難で、しかも第三者の管理者が不要な点が大きな特徴です。

さまちゃん

厳密には、イーサリアムは暗号資産そのものではなく、
「スマートコントラクト」という機能を組み込んだ
プラットフォームなんだよ

なんか難しくてよくわからないなぁ・・・

さまちゃん

イーサリアムでは、ブロックの中に情報だけでなく、
アプリケーションを収めておくことができるようになったんだよ

それまでのブロックチェーンは、情報を収めておくブロックが鎖でつながったものでした。
イーサリアムでは、そのブロックの中にアプリケーションが入っているため、特定の条件をクリアした場合に、そのアプリケーションを自動的に作動させることができるのです。
もともとは、そんな環境を提供するプラットフォームがイーサリアムです。
現在は、その環境下で使う暗号資産を示す言葉になっています。

3.リップル(XRP)

  • 決済スピードが速い
  • マイニングを採用していない(リップル社が管理)
  • 発行上限1,000億枚が発行済み

リップルは、もともと高速な国際送金の実現を目的に開発された暗号資産です。送金の使い勝手が、リップルが普及している大きな理由の一つです。発行枚数は全て発行済みとなっており、リップル社がその半分以上を保有しています。保有するリップルを少しずつ放出することで、暴落を防いでいます。
リップルは、個人の利用を想定したブロックチェーンではなく「XRP Ledger」という独自の決済システム上に取引記録が蓄積します。これは主に銀行などの金融機関や法人向けの台帳となっています。
リップル社が提供している国際送金ネットワークは、送金がスピーディーで手数料も安いため、世界45ヵ国以上にわたる300社以上の金融機関が参加し注目されています。

国際送金のイメージ
◇通常の国際送金
 日本円→コルレス銀行(ブリッジ機能を果たす銀行を必ず経由)→アメリカドル
◇リップルでできること
 日本円→リップル→アメリカドル

まとめ

暗号資産3つについて、学んだことをまとめてみましょう!

スクロールできます
ビットコインイーサリアムリップル
主な用途決済・送金プラットホーム国際送金
発行上限枚数2,100万BTCなし1,000億枚(発行済み)
コンセンサス
アルゴリズム
PoWPoSRPCA
承認までの時間約10分に1回約15秒に1回約4秒
特徴人気・時価総額トップであり、世界中のマイナーによって運営が支えられているスマートコントラクトの実装
により、プラットホーム上でアプリ開発が可能
送金が早く、手数料も安いため、国際送金システムの面で優れている

センサスアルゴリズムとは?
ブロックチェーン上で行われる暗号資産の取引の整合性を確認する際のルールのことをいいます。
・PoW(プルーフオブワーク)
 多大な計算量を必要とする問題を最初に解いたマイナーが、報酬として暗号資産をもらえる権利を獲得する。
 莫大な電気量を消費するPoWは、環境に与える負荷が大きい。
・PoS(プルーフオブステーク)
 保有している通貨量に応じて取引の承認者を決定するもの。PoWに比べ、環境に与える負荷が小さい。
・RPCA(Ripple Protocol Consensus Algorithm)
 リップル社が定めた特定のバリデーターが取引の承認を行うもの。

さまちゃん

買う前に必ず自分で調べて、成長が期待できると感じる暗号資産を購入しましょう。少しずつ保有しておくというのも、いいかもしれないね

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